すんでみ〜ね|美祢市 移住・定住支援サイト

メインイメージ

移住者・住宅購入者インタビュー

2017/05/18

念願の無農薬米づくりを美祢市で

宍戸宣之さん 佐智子さん 友香ちゃん   
Iターン
就農
移住者

image

Qいつ美祢市に?
2016年の4月に京都市の西京区から、美祢市秋芳町に一家で移住しました。
Q移住前のお仕事を教えてください。
私も妻も京都市の半導体製造関係の仕事をしていました。半導体業界は変動が激しく、工場の海外移転や縮小の影響をうけ、熊本、新潟に転勤したこともありました。
Q移住のきっかけは何だったのでしょうか?
image
退職直前に所属していた部署は定年まで転勤は無いと言われていましたが、先行きは不透明で漠然とした不安を感じていました。もともと夫婦ともに無農薬農業に興味があり、いつかは二人で農業をしたいと思っていたのですが、娘がアレルギー体質ということもあって無農薬農業への思いは、日増しに強くなり夫婦で相談する機会も多くなっていました。そんな時、職場で早期退職の募集がありました。ちょうど妻が産休明けで職場に復帰する時期と重なり、自分の年齢、当時2歳という娘の年齢を考えると新しいことを始めるならこのタイミングしかないと考え農家への転身を決断しました。
私の両親が亡くなっていることや、娘のことを考えて妻の実家がある山口県で農業に従事することにしました。
Q就農するにあたってどのように準備を進められたのでしょうか?
無農薬農業を営むにあたり二人とも非農家ですので、まずは研修を受けることにしました。研修先について、最初は無農薬農家をインターネットなどで調べては電話をしてお話を聞くという方法で探しました。なかりの数の農家の方と話をしましたね。そして、これはと思ったところは直接現地に伺ってお話を聞き、山口県防府市の無農薬農家で研修をさせていただくことになりました。
研修期間は1年10ヵ月で、青年就農給付金(準備型)を受給しながら研修を行いました。
Qなぜ美祢市を選ばれたのですか?
image
 研修後、妻の実家がある萩市や近隣の長門市で移住先を探していたんです。でも、無農薬米作りで条件のよい耕作地を探すのは大変でした。
水利が悪かったり、農地が荒れていたりと結局、当初考えていた条件の農地を探すことはできませんでした。研修先の無農薬農家は、有機農業に関する技術交流などを行っている「山口県環境保全型農業推進研究会」、通称「かんぽけん」の理事を務めておられたので相談したところ、同じく「かんぽけん」会員の倉重さんを紹介いただきました。倉重さんは、美祢市で無農薬農業を営んでおられ、早速お話を伺いに行きました。農地が整備されていること、機械を貸してくださること、すぐに無農薬農業を始められることなど好条件が決め手となり、美祢市に移住することにしました。
Q現在のお仕事について教えてください。
 倉重さんの紹介で田んぼを1ヘクタール借りています。自宅から自動車で10分のところにありますが、今は倉重さんのお手伝いをする形で仕事を
しています。青年就農給付金(開始型)を受給していますが、美祢市の「はじめてみーね農業応援事業」という、新規就農者向けの支援制度もあわせて
利用しています。この制度には農機具の購入に対する補助制度があるので、必需品の軽トラック購入に活用できればと思っています。
Q住まいはどのように探されましたか?
 まずは美祢市の空き家バンクで探したのですが、田んぼから遠いなど条件面が合わず見つけられませんでした。そこで、倉重さんや美祢市在住の先輩移住者など、いろんな方に相談し最終的に現在の住まいがある秋芳町別府の大工さんを紹介いただいて見つけることができました。「はじめてみーね農業応援事業」には、新規就農者向けに上限額120万円のリフォーム費の補助があるので利用しました。
Q実際に美祢市に住んでみてどうでしたか?
 山口県に来てからは、どこに行っても地域の方によくしてもらいました。仕事探しも住まい探しも親身になって相談にのってもらいましたね。美祢市に住み始めてからも、近所の方に何度も野菜や魚を分けていただきました。特にお隣さんが、地域の慣わしを教えてくださったのはほんとうにありがたかったです。地域の寄り合いや行事など、徐々に参加していけばいいと助言くださり、お陰さまで心理的な負担がなく、ご近所とのお付き合いで困ったことはありません。地域のソフトボール大会があったので家族全員で参加したのですが、地域の方とお話もできたし、とても楽しく過ごすことができました。こういった行事には私たちも積極的に参加したいなと思いました。
Q子育ての環境としてはどうですか?
image
 子育ての環境としてもすごく良いと思います。京都在住時は、家の中で子供が騒いだりすると近所迷惑になるのではと気を遣っていたましたが、ここなら開放的で、走ったり、おしゃべりしたりと、のびのびと遊ぶことができます。ただ、地域の子どもが少なく、子ども同士で遊ぶ機会が減っていることが気になっています。私達のような移住者がもっともっと増えるといいなと思いますね。
 子どもの体調が悪いとき、通院には自動車で20分かかりますが、小学校6年生までは医療費が無料なので助かっています。他の自治体では中学生の医療費が無料となっているところもあるので、今後の美祢市に期待したいですね。
Q不便だなと思うことはありますか?
 不便と感じるのは、やっぱり買い物です。住む地域にもよりますが、うちは借りている田んぼの近くに住んでいるのでスーパーまで自動車で20分です。
インターネットで欲しいものはほとんど手に入りますが、突発的にモノが必要になった時には不便さを感じています。
Q就農してみてどうでしたか?
思ったよりきつかったですね。ただ研修の時点で実際がわかったので、実際に就農したときにイメージと違うなどということはありませんでした。やっぱり研修は大事ですね。私たちは、無農薬農業ですから除草作業が非常に大変です。最初は徒歩で除草していましたが、ラジオコントロールのチェーン助走機を導入するなど少しでも効率化できるように工夫しながら進めています。でも、体力はつきましたよ。
Q就農を考えておられる方にアドバイスをお願いします。
体力が必要ですね。それと、作ったあとの出口戦略はシミュレーションしたほうがいいですね。どこで、誰に、何を、どうやって売るのかを考えておく必要がありますね。
Q美祢市で好きなスポットはありますか?
実は中学校の修学旅行は秋吉台だったんですが、秋吉台は雄大で良いですね。それと我が家の縁側からみる景色が好きです。
朝起きて縁側からの風景を眺めては、美祢市に移住して良かったなと思います。
Q奥様はどうですか?
image
ほたるの恋川(秋芳町嘉万地区)は好きな場所の一つです。満天の星空の下、数え切れないほどホタルがいて幻想的でしたね。秋芳町別府や八代など他の地区でも、ほたるが無数に飛び交うスポットがありとても気に入っています。街の近くだったら大勢の人で込み合いそうですが、家族でゆったり鑑賞できるのも素敵だと思います。娘は別府弁天池が好きなようですね。
Q今後の目標を教えてください。
image
補助金無しでも農業で食べていけるようにしたいですね。それから、お世話になった方々とのご縁を大切にして、農業だけでなく
この地域の良さ、田舎の良さを活かして何か始められたらとも思っています。例えば、子どもには体に優しいおやつを食べさせてあげたいと思っているのですが、美祢市産の安全でおいしい食材を使って美祢市ならではのおやつを自分の子どもだけでなく、何らかの形で地域の子ども達とも共有したいなと思っています。

プロフィール

宍戸宣之さん
職業 :稲作農業
出身地:京都府京都市西京区
現住所:山口県美祢市秋芳町
移住した年:2016年

 

一覧へ戻る

お問い合わせ

美祢市 総合政策部 企画政策課
電話番号:0837-52-1112
FAX番号:0837-53-1959
メールアドレス:seisaku@city.mine.lg.jp

ページの先頭に戻る